出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集は、行政書士の受験を独学する上で定番の過去問題集です。
10年分の過去問を収録しており、受験生がその問題にどれだけ正解したのかの正答率がわかります。
取りこぼしてはいけない基本問題から難問を見分けることができますので、メリハリのある過去問の研究をすることができます。
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ウォーク問は、行政書士の過去問を10年分収録しています。収録されている過去問には、複数の正答があり、全員正解になった過去問も含まれます。
これらの過去問には、それぞれ正答率が表示されています。これは、LECが受験生向けに出している解答速報に対して、入力した受験生の正答率を表示しているもので、行政書士試験に意欲的に取り組んだ人の平均です。そのため、正答率が極端に低い問題は、過去問などで出題されなかった論点なので、知っていないと解答ができない難問です。
行政書士試験は、過去問の論点は50％弱程度しか出ないとされているため、難問とそうではない問題を見分けることは非常に重要です。
ウォーク問は、過去問で論点を整理し、難問を見分ける力を養うために使います。
ポチップ問題ごとにその年の受験生の正答率がついています。これは、学習しなければならない論点と、学習しても無駄な難問の論点を見分けることができます。
10年分の問題がそのまま並んでいるわけではありません。論点ごとに整理されています。そのため、何度も出題されている論点が順番に解答をしていれば理解できるような構成になっています。
大きさは、コミック本くらいで、行政法、憲法・民法、商法・多肢選択・記述式の３冊にセパレートします。そのため、持ち運びしやすいことも特徴の1つとして挙げられます。
行政書士系の問題集は、問題と解答が見開きで完結できるようになっています。これは、論点の学習効率を上げやすいメリットがある反面、問題は解きづらいです。
ウォーク問は、表に問題、裏に解答が掲載されているため、問題は解きやすいです。これにより、通勤中の電車の中でも勉強することができます。
行政書士の試験は、過去10年間の問題から出題されるわけではありません。その年までの法令、基礎知識から問われるため、当然、出題のなかった論点や最新の論点も出題されます。
論点を網羅的に学習するためには、いわゆるセレクト問題集の方が優れており、予備校などでは、両方の教材が用意されている場合が多いです。
ポチップ出る順シリーズでは上記の問題集があります。
ポチップテキストが合格革命基本テキストであれば、合格革命基本問題集がおすすめです。解説がわかりやすいのは、合格革命の方です。
その年のウォーク問が出たら、すぐに購入します。
テキストの読み込みと肢別問題集を周回し、可能な限り早めに取り組みます。Youtubeなどでは様々な意見が言われていますが、過去問の研究は、行政書士の試験に合格することを目的にしているため、着手は早ければ早い方が良いです。
また、過去問は論点を整理することを目的に活用するため、基本的に周回するということも挙げられます。よく理解できていなくても、最終的に論点が理解できることが目的ですので、１周目は、2月でも3月でも早ければ早い方が良いのです。
（逆にギリギリの着手になると、周回が不十分で、論点整理が間に合いません！）
基礎知識に関しては、2024年から関連法令が加わりました。そのため、この部分の過去問が1年分しかないこと、個人情報関連の問題も改正された箇所があること、その他、一般知識は時事問題でもあることから、過去問の論点を学んでも意味がないという意見もあります。
ただし、文章理解は、ほぼ解答しなければならないこともありますので、現代文が苦手だったという方は、購入して過去問で練習をした方が良いかもしれません。
ポチップ